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私のブログ記事『糖尿病と「便秘」の意外な関係』より
便秘に悩む方はかなり多いですが、とりわけ糖尿病患者さんは便秘になりがちだそうです。
まず、糖尿病の食事療法はどの方法であっても便秘になりやすいということがあります。食事量が減ると便の材料が減るので便秘になりやすくなります。
脂質を減らしすぎても便が固くなりますし、カルシウムの多い食材(チーズなど)をたくさん食べてマグネシウムの摂取量が足りないと相対的にマグネシウム不足になります。カルシウムとマグネシウムは拮抗するミネラルだからです。
便秘薬に酸化マグネシウムが入っていることからも分かるように、マグネシウムは腸に水分を引き寄せて便を柔らかくします。
そして糖尿病合併症のひとつ「糖尿病神経障害」は合併症の中でももっとも早期から出てくるものですが、自律神経が障害されると便秘になることがあります。
自律神経障害によって大腸のぜん動運動(消化管が順次くびれることにより、内容物を移動させる運動)が弱まるからです。
「たかが便秘」と思わずに、ずっと改善しないようであれば病院で主治医に相談してみましょう。
自律神経障害は重症でなければ、血糖コントロールによって改善が期待できるそうですからね♪
下剤を自己判断で飲み続けると良くないこともあるから気を付けないとね。
食物繊維の摂り過ぎでかえって便秘が悪化することもあるから注意ね!
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