私のブログ記事『ナイアシンと目の病気【黄斑浮腫】の意外な関係とは』より
糖尿病で何が怖いかと言うと、血糖値のコントロールが良くない状態が長く続いて「糖尿病合併症」が起きることです。
目の合併症「糖尿病網膜症」、腎臓の合併症「糖尿病腎症」、神経の合併症「糖尿病神経障害」が3大合併症と呼ばれており、じつは私は3つともあります…
そして糖尿病網膜症の影響で左目にごくわずかではありますが「黄斑浮腫」があります。黄斑浮腫は、ものを見るのに重要な目の「黄斑」という部分に生じた「むくみ」です。
黄斑浮腫は糖尿病網膜症がまだ軽度の段階でも起こることがあり、見え方に影響が生じます。
私の左目でものを見ると、マンガの3コマ目のように線が少し歪んで見えたり、4コマ目のようにその日によってかすんで見えることもあります。最近は調子が良いですが。
私のブログ記事『糖尿病黄斑浮腫の見え方はどんな感じ?(患者によるイメージ画像あり)』より
一般的には黄斑浮腫がひどくなると眼球に注射を行ったりするようですが、この注射は1回の自己負担額が55000円ほどするうえに1回で済むことはまずない(再発するから)ということです。これは大変なことですよね!!
ただインスリン注射や飲み薬で血糖値を下げていれば絶対に発症・進行しないと言い切れるものではないようで…なぜなら、血糖値だけではなく「インスリンが多すぎる事」もまた黄斑浮腫を悪化させる因子のひとつと考えられるからです。
黄斑浮腫によって視力がかなり低下することもあり、治療は高額なうえ、治療したからと言って見え方が完全に正常に戻るとは限らない場合もあります。
糖尿病と言われたらできるだけ早く治療を開始し、糖尿病で目がやられてしまわないように気を付けてくださいね!
目はとても大事だから大切にしてほしいニャー!
特に高インスリンには気を付けてね、うっかりしがちなので。