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私のブログ記事『異なる種類の糖尿病…患者たちは分かり合える?』より
糖尿病といってもその種類はいろいろありまして、日本人の場合大部分は2型糖尿病(遺伝+何らかの後天的な原因が加わって発症)です。
自分の細胞がインスリンを作る細胞を攻撃して破壊してしまう1型糖尿病、特定の遺伝子の変異により子供のころから発症するMODY、ステロイド剤の使用によって発症するステロイド糖尿病、ミトコンドリアDNAの変異によって発症するミトコンドリア糖尿病など。
発症した原因はそれぞれ異なっていても同じ糖尿病であることには変わりないのですが、時に「あの人たちは私たちとは違うから交流したくない!」とか「あいつらは自業自得でしょ?」なんて会話も見かけてしまいます💦
私は2型糖尿病ですが決して軽い方ではなく、「あなたは寛解するタイプではないのでこの先も一生インスリン注射をしなければいけません」と主治医から宣告されたほどの重症です。2型ならみんな簡単に良くなるというわけでもありません。
いっぽう、1型糖尿病でもゆっくり進行するタイプの方でインスリンなしで私よりずっと上手に血糖コントロールできている方もいらっしゃいます。
タイプが違えば苦労の種類は少し異なるとはいえ、みなさんそれぞれ世間からの差別や偏見に苦しんだことがあるのは同じではないでしょうか。
自分の糖尿病を世間から誤解されて悲しかったのなら、自分と異なるタイプの糖尿病患者を傷つけるようなことをしたくないな…と私は思います。だって、傷つくのはみんな同じだから。
どのタイプの糖尿病患者にもそれぞれ違った苦悩があります。すべての型の糖尿病が世間から正しく理解される日が早く来ることを願っています。
なりたくて病気になる人なんていないんだもんニャー!
糖尿病を世間から理解してもらうためには、まず内輪揉めをしている場合じゃないわ。
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