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よっしーの「適糖」なマンガ

深刻に考えず、ゆるっと糖質オフしてみない?そんなヒントになるかもしれないマンガです。

えっ!朝食を抜いても大丈夫!?

 

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プチ断食マンガ

私のブログ記事『ドクターシミズ先生監修『糖質オフ×プチ断食のW効果でやせる! 不調が消える!』より

 

 

 みなさんは「必ずしも朝食を食べなくてもいい」と言われたらどうお感じになるでしょうか。

「えっ!?そんなの健康に悪いに決まってるじゃない!朝ご飯をしっかり食べないとフラフラして低血糖になって大変でしょ?」という声が聞こえてきそうです。

実はね、日本人は江戸時代中期までは「1日2食」が普通だったんです。起きてからすぐに食事をすることはなくて、ひと仕事済ませてから食べていたんですって。

昔の日本人は現代とは比べ物にならないぐらい労働していましたが、それでも朝ご飯を食べなくても問題がなかったんです。

ヒトは明け方ごろから、起床後の活動に備えて「血糖値を上げるホルモン」が分泌されます。私は夜中に起きて測定してみたことがありますが、深夜2時以降少しずつ血糖値が上がってきます。

草食動物は栄養摂取の効率が良くないのでほとんど1日じゅうモグモグ草を食べていますが、肉食動物は狩りをして獲物を捕らえないと食事にありつけませんよね。

 

 

 

ヒトも植物だけを食べて生きていくのは難しい生き物なので、食べ物を手に入れるまでの間、何も食べなくても大丈夫なように体が作られているのです。

なお朝食を抜くと言っても、何も食べないよりはMCTオイルやバターを入れたブラックコーヒーやみそ汁などを飲んだほうがよりラクに感じると思います。

糖質+脂質の組み合わせはかなり太りやすいですが、脂質だけなら「インスリン」というホルモンがほとんど出ませんので肥満にはつながりません。

インスリンが大量に分泌されたときに余った糖質と脂質は、インスリンの働きによって全部体脂肪に変わってしまいます。糖質と脂質の組み合わせ、多いですよね?

「朝ご飯を食べない分、1食分のカロリーが減って痩せる」ということもあるかもしれませんが、どちらかというと「1回食事を抜くことでインスリンが出ていない時間が長くなるので、昼食までの間ずっと体脂肪が使われ続ける」ことがポイントなんですね。

また健康な方では肝臓で必要な量のブドウ糖を作れるので朝食を抜いても低血糖にはなりませんが、先天的な病気などで低血糖になる場合もあります。異変を感じたらすぐ何か食べて医師に相談してくださいね。

 

しょっちゅう何か食べているようではなかなか痩せないニャア。

持病のある方や成長期のお子さんは朝食は食べたほうがいいと思うわ、健康な大人はやってみてもいいかも!