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私のブログ記事『糖尿病の治療を開始したら視力が落ちたのはなぜ?』より
今まで糖尿病があったのを放置してしまい、かなりの高血糖、でも特に目に合併症は出ていない…そんな方が反省して入院するなどして糖尿病の治療を開始したとします。
まさに6年前の私なわけですけど、こういう方が治療を開始すると視力が低下したと感じることがあります。
ひとつは、漫画で説明しているように「目のレンズ(水晶体)の中のブドウ糖がまだ濃いままなのに血糖値が急に下がって水晶体の外部のブドウ糖の濃度が低くなり、水晶体の中に水分が入り込むために見えにくくなる状態です」。
これは一時的な現象なので、3週間もすればまたよく見えるそうになるので心配しなくても良いそうです。
しかし怖いのが「インスリン注射やある種の飲み薬によって治療したことによって糖尿病網膜症を発症または悪化」という場合があることです。
私も入院4日目にはベテラン眼科医に眼底検査をしてもらい「異常なしなので次は1年後でいいです」と言われたんです。
しかし、16日間の入院中、主治医に言われたとおりに病院食を食べてインスリン注射を1日4回打っているうちに、左目の見え方に違和感を感じ、半年後に眼科を受診して糖尿病網膜症・黄斑浮腫・高眼圧症が見つかってしまいました。
主治医の指示なさったインスリンの単位量が多かったのか、それとも運悪く私が悪影響を受けやすいタイプだったのかはわかりませんが、お気を付けください。
水晶体が一時的に膨らむほうは心配ないけど、網膜症だったら困るよね。
不安な時は眼科医に相談しましょうね!
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