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よっしーの「適糖」なマンガ

深刻に考えず、ゆるっと糖質オフしてみない?そんなヒントになるかもしれないマンガです。

遺伝子は子供の糖尿病発症を「予言」するのでしょうか?

 

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娘への糖尿病遺伝を心配する父親

私のブログ記事『遺伝子は糖尿病発症を「予言」するのか』より

 

自分または配偶者のどちらか、あるいは両方が糖尿病患者だと「わが子にこの体質が遺伝するのではないか?」と心配になるのは当然ですよね。

 

もっとも小さな秘密
誰もがからだのうちに隠していて
こころで感ずることは誰にも出来ない

だがそれはそこにある
運命をつかさどる
死を予言する

(谷川俊太郎さんの詩「遺伝子」の一部分より引用させていただきました)

 

2型糖尿病になりやすい体質はかなり遺伝するとされていて、偶然起こると思われがちな1型糖尿病も2型ほどではありませんが「発症しやすい体質」の遺伝に何らかの後天的な要因が加わって発症すると考えられています。

このほか、特定の遺伝子の異常が原因で発症するMODY(若年発症成人型糖尿病)や、細胞内でエネルギーを作っているミトコンドリアに変異があるために発症するミトコンドリア糖尿病があります。

SNSで「うちの息子たちは糖尿病とか何かの病気の家系の女性とは結婚させたくなーいwww」と話している女性がいたときは嫌だなと思いました。わざわざ言う事ではないでしょうに。

糖尿病を発症しやすい体質は現代では不利だと思いますが、こういう体質を持つ日本人が比較的多いのはなぜでしょうか?

それは、過去においてこういう遺伝子を持つ人々のほうが生存に有利だった時代があった…ということではないでしょうか。

 

 

 

いろいろな遺伝子を持つ人が居るからこそ、ヒトは生き延びてこられたのかもしれません。病気にはなりたくありませんが、遺伝子の多様性を否定することは果たして良いことなのかどうか。

糖尿病になりやすい体質は遺伝しますが、その体質を持っていても糖質を大量に食べなければ糖尿病合併症にもならず、普通に暮らせます。

場合によってはインスリン注射が必要になることもあるかもしれませんが、大量に糖質を食べて大量にインスリンを打つよりはずっと安全だと思います。

先ほど紹介した詩「遺伝子」の中には「運命をつかさどる 死を予言する」という言葉が登場しましたね。

糖尿病に関わる遺伝子はあなたに「警告」をしますが、正しく対処することが出来るのであれば、決して「死」を予言するものではないと思います。

 

自分の体質に合わせた食事をすればいいんだニャー!

大昔は糖尿病を発症しないまま済んでいたものが、今の食生活では遺伝子によっては病気が表に出てきてしまうのね。

 

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